全く勉強が得意ではなく、そればかりか、忘れ物も多く、提出物も期限を守れず。
せめてもの救いは、ずっと吹奏楽に打ち込んだ事ぐらい。
中2の冬、担任に、このままでは受かる学校が無い。とまで言われ、慌てて個別指導の塾に通わせました。
それでも元来勉強が苦手な子が、それ程偏差値が伸びる訳もなく。
こういうことを言ってはいけないんでしょうが…無駄なお金を使ってしまった気がします。
何とか入れそうな学校を受験。
無事合格して、今に至ります。
今も勉強が全く好きではなく、高校を卒業したら就職するか、自分でお金を貯めて専門学校に行くと言ってはいますが…どうなることやら。
家族ともども元気でやっております。
長女は中2になり、次女は小学校に入学しました。
以前、長女がいじめというかシカトされている話を書きましたが
その後、そういう状況は長く続かず、楽しく学校へ通えるように
なっています。
心配して下さった皆さん、本当にありがとうございました。
まぁでも、中学時代なんてそういうことを繰り返していくものだろうと思うので
今後も同じようなことはあるかもしれませんが
負けない強い心を持ってほしいと思います。
後日談といいますか・・・
当時、長女をシカトするように仕向けていた中心人物のAさんが
現在孤立しているそうです。
「嵐のライブに当選した」
「あの男子から告られた」
などと周囲に話していて、それが嘘だった事が皆にバレてしまったからだそうです。
で、それがバレたのに、嘘をついたことを謝らないから皆が怒ってる。と。
なぜそんな嘘を??と思いますが、
自分を良く見せたいという虚栄心が強い子なんでしょうね・・・
以前シカトされたからといって、し返すような事はするもんじゃないよ。
と娘には話しています。
それは理解しているようですが、そもそも、以前の件があって以来
Aさんとはそんなに親しくもなく、挨拶をする程度らしく。
部活も同じなので微妙ではあるようですが、これもきっと彼女が
態度を改めれば時間が解決してくれるのではと思います。
後輩部員達も沢山入ってくれたと言って、張り切って部活に行っていますし
勉強も1年生の時よりは頑張っているようなので、
とりあえず一安心といった所です^^
ある日、夕飯の支度中、長女に言われました。
「将来は、専業主婦になりたいなぁ~。
それで、子供には毎日、手作りのおやつを食べさせてあげたい。」
わたしが仕事をしているので、夕飯の時間が遅かったりするのが不満なんでしょう。
わたしが子供の頃、両親は共働きでしたが
自営業だったので、自宅と併設の工場で2人とも働いていました。
なので、夕飯は19時頃から家族全員が揃って食べていました。
そのおかげで、小学生の頃などは、8時台には就寝し
子供として、理想的な睡眠時間を取れていたと思います。
近所に祖父母が住んでいたので、たまに泊まりに行ったりして
かわいがってもらえましたので、母が仕事をしているとはいえ寂しい思いもしませんでした。
今の我が家はというと。。。
どうがんばっても、夕飯は20時半~21時頃スタート。
寝る時間もおのずと遅くなります。
年長の次女でさえ、22時前にやっと寝る感じ
(で、6時過ぎに起きます。)
双方の祖父母共に、遠方に住んでいるので、子供たちだけで遊びに行く事もできません。
わたしは、母親の姿を見て、女も生涯働くもの。
と子供の頃から自然に思っていたのですが、同じように
働く母親を見て育っても、環境の違いで、感じ方は違うものですね。
まぁ、でも。
おっとり天然ちゃんで、小さい子のお世話をするのが
大好きな長女なので、おうちで細々としたことをするのが似合っているような。
先の事はわかりませんが、三つ子の魂百まで。と言いますし、今の考えのまま大筋は変わらず
成人するんじゃないかと思ったり。
さて、娘たちは将来、どんな生き方選んでいるのでしょうか。
この春、中学校に入学した長女。
吹奏楽部に入部しました。
第一希望のトランペットの希望者は、2名。
1名しか枠がないとのこと。
少し前に、オーディションがありました。
(そんな大げさなものではないですが、面接のようなもの。
何故、トランペットをやりたいか、意気込みなどを聞かれたり、
マウスピースを吹いて音を出すんだと言っていました。)
もう一人希望しているのは、
小学生の頃からトランペットを吹いていたという子だそうです。。
前日の夕飯の支度の時、傍らで手伝いながら
「無理だろうなぁ。選ばれないだろうなぁ。」
と、自信なさげな長女に、出来るだけ頑張っておいでと言いました。
面接の日。
どうだったか聞くと、
「もう一人の子は、スラスラとトランペットを志望する動機を言ってたけれど
わたしは、緊張して頭が真っ白になって、
言いたい事をちゃんと言えなかった、もうダメだー。」
と肩を落としていました。
(ぶっちゃけ、わたしも分が悪いよなぁ・・・と思っていました。)
数日後の発表の日。
「トランペットになれたよ」と、晴れやかな表情の長女。
マウスピースで音を出す際、長女の方が広い音域を出せたのが良かったそうです。
毎日、ジュースの空きパックにストローを射してフーフーやって
肺活量を鍛えたり、家で出来る事を彼女なりに頑張っていたのを見ていた
ので、わたしもうれしいです。
楽器は勿論、学校のものを使えるのですが、
わたしの姉も学生時代、吹奏楽部に所属していて、
高校生の頃、使っていたトランペットを、長女に贈ってくれました。
わたしも覚えているんですが、当時、姉がバイトして頑張って貯めたお金で
買ったものです。
高校生にしては高価なものだったと記憶しています。
長女は、とても喜んでいました。
姉の青春時代の思い出が沢山詰まったトランペット。
大切に使って、活躍させてあげてほしいです。