横浜在住。
フルタイムで働いてます。
通勤時間1時間半。
2017年、次女の中学受験終了。
2008/12/01 (Mon)
林真理子の数年前の小説を読んでいて
もうすぐ読み終わりそうです。
面白いので、サクサク読めます。
広告代理店に勤めていた30代前半の女性が
ヘッドハンティングされ、外資系化粧品メーカーのPR担当に転職。
その後の女たちの闘い、不倫、恋愛・・・のお話。
Domani連載当時は、化粧品業界と、マスコミ業界のドロドロした内幕が
詳しく描かれていて、暴露小説と言われたりしたそうです。
コスメの原価は、定価の1割。って、以前化粧品会社に勤めていた
方に聞いたとおりの事が書かれてました。
そして、日本国内の化粧品販売のシェアは、国内メーカーが8割を占めていて
その他の沢山の外資のメーカーで2割なんだそうです。
あんなにバカバカ雑誌に広告打っていても、外資のシェアはその程度なんですね。
仕事に生きる主人公に、好感を持ちながら読み進みましたが
途中、うーん・・・と思ったのが、主人公を指導してくれた
女性が妊娠したくだりで、それを幸いと、彼女の座を奪おうとするところ。
実力至上主義の会社においては、時期をわきまえず妊娠をすることすら
も査定が下がる対象というのは、厳しいですが致し方ない事でしょう。
でもなぁ。
恩とか仁義とか、そういうものも大事にしたいよねー。
と思う自分は「仕事と寝られない女」なのでしょうか。
コスメ好きな方には、オススメの書籍です。
図書館ででも借りてみてください♪
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