モラタメさんからの紹介で、こちらの本を購入しました。
お母さんが書いた『アトピー・アレルギー通信』株式会社彩流社 1,995円(税込)
また、インターネットも普及していない、1988年から10年間
双子のアレルギーを持つ女の子を育てるお母さんが
書き綴った日々の出来事をまとめた本です。
アトピーも喘息も持っている、うちの子供たちの参考になれば。
と思ったのですが、ハウツーものではない、と紹介されていた通り、
ああしろ、こうしろ。とは書かれていません。
お子さんが、うちの娘と同じ年代の幼児の頃から、詳細に書かれている
記録を読むうちに、「ああ。どこの家庭も同じなんだ・・・」と
思うことができました。
著者の方は、ハンバーグ1つにしても、
レトルトなんてとんでもない!と、
スーパーで売られているひき肉すら使わず、
豚や牛以外の安全な肉を使って
手作りでミンチにして作ったり、旅行にいく時も、
子供たちが食べられるものを作る為に
コンロを持ち運んだり・・・と、子供のために
すごく手をかけていらっしゃいました。
自分の努力の足りなさを痛感しました。
ここまではできないな。
と正直思いましたが、意識の改革にはつながりました。
アレルギーを持つ子を授かったことは
わたしにとって、辛いことでしかありませんでした。
何で、うちの子が??と、どこにもぶつけようの無い怒りを覚えたりもしました。
痒い痒いと掻き毟って血を流して泣く子供。
夜中にイライラして、泣く子を怒鳴りつけたこともあります。
先の見えない闘いに、途方にくれていました。
4年付き合って、ようやく最近、イライラしても治るもんじゃないし。と
ゆったりした気持ちでアレルギーの娘と付き合えるようになってきました。
これから、少しでも症状が軽くなっていきますように。
同じように、アトピー・喘息などのお子さんをお持ちの皆さん
頑張っていきましょう!