林真理子の数年前の小説を読んでいて
もうすぐ読み終わりそうです。
面白いので、サクサク読めます。
広告代理店に勤めていた30代前半の女性が
ヘッドハンティングされ、外資系化粧品メーカーのPR担当に転職。
その後の女たちの闘い、不倫、恋愛・・・のお話。
Domani連載当時は、化粧品業界と、マスコミ業界のドロドロした内幕が
詳しく描かれていて、暴露小説と言われたりしたそうです。
コスメの原価は、定価の1割。って、以前化粧品会社に勤めていた
方に聞いたとおりの事が書かれてました。
そして、日本国内の化粧品販売のシェアは、国内メーカーが8割を占めていて
その他の沢山の外資のメーカーで2割なんだそうです。
あんなにバカバカ雑誌に広告打っていても、外資のシェアはその程度なんですね。
仕事に生きる主人公に、好感を持ちながら読み進みましたが
途中、うーん・・・と思ったのが、主人公を指導してくれた
女性が妊娠したくだりで、それを幸いと、彼女の座を奪おうとするところ。
実力至上主義の会社においては、時期をわきまえず妊娠をすることすら
も査定が下がる対象というのは、厳しいですが致し方ない事でしょう。
でもなぁ。
恩とか仁義とか、そういうものも大事にしたいよねー。
と思う自分は「仕事と寝られない女」なのでしょうか。
コスメ好きな方には、オススメの書籍です。
図書館ででも借りてみてください♪


元THE YELLOW MONKEY 吉井和哉の自伝を読みました。
以下、ネタバレありです。ご注意を。
わたしは、昔、この人の大ファンでした。
THE YELLOW MONKEYが活動休止した頃からは
あまり熱心に追いかけなくなったけれど。
(わたし自身がてんやわんやしていて、
音楽を聴かなかった時期でもあったので)
活動休止から、解散に至った理由も書かれていて
ああー。そうか。そうだったか。と納得。
それにしても。
今では、子供4人のお父さんなのねー。
夫婦間で色々あって「通いお父さん」みたいだけれど。
子供の運動会とかも、欠かさず行ったそう。
いわゆる、一般的な「いいお父さん」「いい夫」では決して
ないですが、お子さんを抱き上げている写真は、
本当に幸せそうでした。
いやぁ、生涯いちロッカーとして歌い続けて欲しいものです。
読了後、久しぶりに、彼の声を聴きに
ライブに行きたくなりました。
年末、武道館公演やるんだなー。
週末、結婚パーティーに招待されている、
おむたろうと一美ちゃん夫妻に、少し前に結婚のお祝いの品を贈らせて
もらったのですが、そのお礼にと一美ちゃんの著書を頂いていたのでご紹介します。
一美ちゃんは、ル・パティシエタカギのエクスプレスロールのパッケージイラストなど
いろいろなお仕事をされてます。
HP ⇒ http://www.udagawa-file.com/
今回頂いた本はこちら。
気持ちを伝える手づくり文房具 ありがとうのかわりにひと手間かける
著:宇田川一美 出版社:池田書店
ハンドメイドはとても苦手なわたし。
家にミシンもありません。
なのに、りょうさんがプロデュースした手作りの本を購入しました。
(先日、ご本人をお見かけして、あんな女性になれたらいいなぁ。
とりょう熱が高まっているわたしなのです。)
りょうが作る、モードな手仕事―RYO’S1st DRAWER(1575円 税込み)
(それはそれで、味だったりもするわけですが)
この本に載っている作品は、「モード」と名打たれているだけあって大変クールな仕上がりのものばかり。
生地を買わなくても、家にある着なくなった洋服を使って作れるものもありそうです。
ホビーラホビーレで、この本の中の作品の一部が展示され、
キットにして販売もされています。(キットの価格+αで完成品も売ってます)
なかなかいいお値段なので、買えませんでしたが。
技術のない私には、全く同じように作るのは難しいかもですが
折角なので、何か1つくらいは作ってみたいです。
もう少し涼しくなってから。かな。